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(Vol.7)選ぶときの基準になる3本のワインを提案

毎月1回開催するコトシエールのワインセミナーはリピーターが後を絶たない人気イベントです。
テーマに合わせてソムリエがワインを選び、そのワインに合わせてシェフが料理を作る、普段のレストランでお出しするワインと料理の思考とは逆の発想でマリアージュをご提案しています。
今回はセミナーを担当するソムリエ中とシェフ河本がイベントを通して伝えたい思いやこだわりについて語ります。

「ワインと料理」を愉しむ会では、毎回テーマを設定し、ソムリエが世界各国からセレクトした3種類のワインをご用意します。

まずはソムリエよりセレクトしたワインの産地や醸造所、使用されているぶどうの特徴についてなど、ワインの背景にある魅力的なエピソードをみなさまにご紹介。

その後、シェフの特別ランチとのマリアージュをお楽しみいただける充実の内容です。

「3本選ぶときの基準として大事にしているのは、同じ品種のぶどうを使っているワインでも、ぶどうが作られた土地や気候で味わいが大きく異なるものをお出ししています。」とソムリエ中。

「日本でも北海道と沖縄で気候が違うように、国の地域ごとに気候は違います。例えば同じぶどうでも暖かいところで作られると、ぶどうが熟して香りも高くなり濃厚でボリューム感のある味わいになるのですが、逆に寒い地域だとキリッと引き締まった味になる。同じ品種のぶどうというわかりやすい基準を元にお伝えすることで、お客様がワインショップへ行った時に、ぶどうの品種や地域をみて味が想像できるようになる。ライフスタイルの中でワインを楽しんでいただけるのではないかと思っています。」

このセミナーのもう一つの醍醐味は、1日限りのワインに合わせた料理が提供されるところ。

「ワインが主役のセミナーなので、普段のコトシエールとは一味違う料理でワインを引き立てられたらと思っています。」と語るのは、料理を担当するシェフ河本。

「ワインのテイストや産地をソムリエからお聞きして、地方料理や相性のいい同じ産地の素材を組み合わせています。地方料理にレストランの要素を加えたオリジナル料理です。」

これまでのセミナーでは、普段レストランではお出ししていないウサギ料理や鶏の赤ワイン煮込み、フォワグラのモンブランやホタテと生ハムの組み合わせなど、シェフ河本ならではの技が光る料理を披露しました。

セミナーは毎回テーマに合わせて講師のソムリエが変わるので、雰囲気や内容に個性が光るのもご好評いただいている理由の一つ。

ソムリエ中はセレクトした3本以外にも、身近な食材と合わせても美味しいワインをお伝えしています。

「ソーヴィニヨンブランというぶどうはレモンやライム、ハーブのニュアンスがあるぶどうなのでお刺身や焼き魚などの魚料理にすだちやレモンを絞って味わうと相性いいです。お店ではもちろんですが、自宅でもワインを楽しんでいただき、セミナーをきっかけにワインをもっと好きになっていただけたらうれしいです。」

11月はどんなワインの話が聞けるのか、どうぞご期待ください。

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