京都初夏の風物詩 祇園祭

2007/7月号

7月の京都といえば祇園祭。
旧暦の6月に疫病を収めるために始まった「祇園祭」ですが、今や夏の一大イベント。

7月1日の吉符(きっぷ)入りに始まり、31日の八坂神社境内摂社「疫神社夏越祓」で
幕を閉じるまで、1ヶ月にわたって様々な神事・行事が繰り広げられます。

吉符入りとは祇園祭の神事始めの儀式。各山鉾町では祭壇が設けられ、夕方に
「コンチキチン」の音色が町々に響き渡ると京都の夏の到来です。
町を散策しながら、じっくり耳を傾けてみると、それぞれの町の囃子の音色の違いを
楽しむことができます。

10日から各町内で始まる山建て・鉾建ては釘を一切使わず、美しい縄絡みだけで
柱などを固定していきます。
毎日少しずつ形作られていく姿を見るのも祇園祭の醍醐味のひとつですね。

14日の宵々々山からは市内中心部に屋台も出始め、15日の宵々山、16日の宵山と賑わいは
最高潮に達してゆきます。
実はこの3日間、老舗の呉服屋さんや和装小物屋さんをはじめ、京都市内のほとんどのお店が
店先で「大バーゲン」をやっています。普段はちょっと敷居が高い・・・と思っているお店でも
お値打ち品が山積みされ、思わずあれもこれもとお財布の紐がゆるんでしまいます。

祇園祭 17日の山鉾巡行の後、「神幸祭」こそが実は祇園祭のメイン行事。
神様の御霊(みたま)が一週間前に清められ安置された3基の神輿に宿り、
氏子区内の穢れを祓いながら御旅所へ粛々と進みます。

そして24日の綾傘巡行の後の「還幸祭」で、神輿にのって再び神様が
八坂神社へお帰りになります。
その後も、28日の神輿洗式、31日の「夏越祭(なごしさい)」と神事が
月末まで続きます。
1100年来、みやこびとが守り続けてきた「祇園祭」は奥が深いのです。




ホテルグランヴィア京都にご宿泊のお客様には、私たちゲストリレーションズのスタッフが
観光のご案内やお食事のご手配等、7月の京都を満喫していただけるようお手伝いを
させていただきます。
祇園祭の穴場スポットやおすすめのお店など、地元スタッフならではの情報をご用意して、
皆様のお越しをお待ち申し上げております。